教えて!ホルスタインおじさん!

教えて!ホルスタインおじさん!

あれ?ホルスタインおじさんがモゾモゾしているぞ?ちょっと様子を見に行ってみよう!

○○横丁の女王に叩かれて

オッス、おらホルスタインおじさんだよ。

みんな元気にやってるか?

おじさん、結婚してからはおとなしくなったけど、昔は結構飲み歩いてたののよね。

それこそ、一日に行きつけの店を何件か巡回しながら飲み歩くなんてことをしてたのよ。

おじさんをそういう世界に引きこんだ人との出会いをこれか紹介するのね。 

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〇〇美人との出会い

おじさんがまだまだ目の角膜が汚れておらず、キラキラしたまなこで世の中を見ていた頃の話なのね。

 

当時、良く出入りしていた飲み屋さんの入り口に(その時はまだ一度しか入店して無かったが)、凄い美人さんと思われる後ろ姿の人が入店してんのよ。

 

ちらっと見えた後ろ姿は、まるでいまでいう北川景子。

スラッとした手足に、

くびれのある腰、

しかもメリハリのあるバディは目測Gカップ以上と見た!

 

若い頃のおじさんは、感情と下半身が直結したような阿呆なので、残り香に誘われるかのようにフラフラと入店したのね。

 

 

 

入った先はコの字型のカウンターだけがある、10名も入れない小さな、焼酎を扱うお店。

 

カウンターに座った後ろ姿の彼女を横目に、彼女の顔が見える範囲のちょっと離れた席に、脈動する心臓と(下半身)を抑えつつ座る。

 

そして、マスターに生ビールを頼みつつ、チラ見をすると、

 

そこで目にしたのが、

 

 

 

オアシスの大久保似の女性でした・・・ 

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出典:http://hiroi24.com/1415.html

 

推定バストGカップのオアシス大久保。

まさに後ろ姿美人!!

 

おじさんの落胆は凄まじく、頼んだビールをかっくらうように飲んだのは言うまでもないのね。

しかし、気を取り直し、店主と楽しげに話す彼女に興味を持ち、おじさんも会話に加わるのよ。

 

その時得た情報は、

年の頃はアラサーで当時の私より大体6歳年上。

趣味はパチンコで、

銘柄は忘れたが長いタバコを吸っていた。

好きなお酒は芋焼酎で、おでんをつまみに魔王をロックで美味しそうに飲んでいたのね。

 

まさに中身おっさんなお姉さんでした。

 

当時奥手な私でしたが、お店の店主と一緒に男性のあしらい方が上手な彼女と話す内に、その場で意気投合。

それからというもの、お店に行けば良くたわいもない話題を話し合う、初めて出来た異性の友達でした。

 

○○横丁の女王

大久保似の彼女は、そこらへんの呑み屋界隈では有名で、彼女を含む幾人かを中心に、複雑に繋がりあう人間模様が老若男女隔てなく出来上がっていた。

 

仲間内では椎名林檎の名曲をもじり彼女を【○○横丁の女王】と呼び合い、そして御神輿のように実際に担ぎ上げ、週末の呑み屋を梯子酒するのが唯一の楽しみだったのです。

 

おじさんは、彼女の太鼓持ちかのように一緒に行動し、連れ回されてる内に名をあげ、持ち前の行動力と、誰とでも仲良くなれる性格、そしてトラブルメーカーな酒癖のため、おじさんも【裸メガネのホル男(実際は本名)】という、何とも不名誉な二つ名を手に入れたのはこの時である。

その時の逸話は身バレ必須なので一切ブログに書くつもりは無いが、呑み屋界隈で顔の利く数名の1人に入りつつあったのでした。

 

時には弱音を吐く事もある

大久保似の横丁の女王では言いにくいので、あだ名をとりあえず【久保っち】とします。

久保っちは、とにかく酒の失敗には寛大な人でした。

私は三回飲めば一度はヘベレケになり、色々失敗する阿呆であったが、久保っちはそんな私を叱りつつも、次会った時にはあっけらかんとしている、さっぱりとした性格でした。

 

久保っちも酔いがひどい時は、周囲の男達の頬を殴り歩く癖がありましたが、まー痛い訳ではないので、コミュニケーションの一つとして皆受け入れてました。

 

そんな久保っちも、一度弱音を吐いてました。

実は好きな人がいたらしいのだが、その人に彼女が出来てしまったらしいのだ。

そんなめったに見ないしおらしい久保っちの姿に、胸を打たれた私は励ましの言葉を探しました。

『年取ってもお互い独り身だったら、一緒に住もうか』とか、半分冗談がか本気何だか分からないような会話でしたが、冷静に考えると口説き文句みたいな内容でした。

 

何かいい雰囲気になりかけた頃、彼女に笑顔が戻りましたが、探るような目で確認の言葉を発しました。

 

『私ブスだよ。それでもいいの?』

 

 

元々久保っちの人柄に惚れてた私は、迷いも無く返事をするのです。

 

『何言ってるんだよ、久保っち。』

 

『人の顔じゃないよ。』

 

 

!!!!

 

『人は顔じゃないよ。』と言うつもりが、痛恨のミス!

 

 

彼女は顔色を豹変し、それこそ人の顔じゃ無い顔で私を殴り倒しました。

 

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その時誠心誠意謝る私の姿を見た店主が、私に新たな二つ名を付けたのである。

 

『裸土下座のホル男』

 

彼女とは何とか友人関係を取り戻しましたが、私の転勤に次ぐ転勤で疎遠となり、今となっては連絡もつかないのが、心残りではある。

 

みなさん言い間違いには気を付けましょう。

 

【追記】

今回初めて使った震える文字は此方のエントリを真似させていただきました。

参考にどうぞ。

記事の文字とか画像が震える((((;゚Д゚))))CSSプラグインの紹介+すぐ使える解説付き!!! - App Brain