ヒャッハー委員会のマイお題「私の好きなカレー」はカレーをこよなく愛す私にはなかなかハードルの高いお題だ。
なぜなら、本当に好きな店は混むと困るからブログに書きたくないからだ。
しかし、カレー好きの血が騒ぐのだ。あそこの欧風カレーはおいしかったと。いやいややっぱり本番仕込みのインドカレーも捨てがたい。パクチー好きにはやっぱタイカレーでしょ。と、、、
しかし、ただ美味しいだけでは読者も納得しないであろう。という訳で、ここはあえてオススメ出来ない衝撃のカレーを紹介したいと思う。
総武線沿線のタイ料理屋のカレー
店名はあえて伏せておこう。おいしいのは自信を持って言えるのだが、コレは食べる人を選ぶカレー。もうはっきり言って選ばれし者にしか食べられないカレーだからだ。
場所は総武線沿線のタイカレー屋で、駅近の好立地で、タイカレー好きで知らない人はモグリと呼ばれるくらいの店らしい。ぐぐっても出て来ないと思うが、気になる人は調べてみるといい。
入店を遠慮してしまう
別に店外に長蛇の列が並んでるわけでは無いのだが、ちょっと入店を戸惑ってしまうのだ。
なんでかと言うと狭い店内を切り盛りしているのはたった一人のタイ人のおばちゃんだけで、みんなの注文を受け、飲み物を出し、料理を作り、トークを弾ませる。店主が目一杯忙しいので席が空いてても入店を躊躇するほどなのだよ。
なので、注文を受けても結構な時間待てる心の広い人だけ入店するのをお勧めする。
飲み物(ビール類)も客席側に有るので、一杯目で場所を覚え、二杯目からは自己申告で自分で取るくらいが望ましい。
カレーには葉っぱが入っている
そこの一押しのカレーは確かグリーンカレー(うろ覚え)。カレーを一目みて分かるのだが、スパイスとして入ってるミカン科の葉っぱの自己主張が凄い。まず、葉っぱの原型をほぼ留めているのだ。
おばちゃんは『この葉っぱはスパイスだから美味しいよー。一緒に食べてねー』と言うが、その食感たるや葉っぱそのものである。しかも野菜とかでは無く広葉樹の葉っぱなので普通に固い。
咀嚼する力に自信の無い人はそっと残した方がいいだろう。
旨さのレベルがオカシイ
カレーを一口食べると驚愕する。
辛ささらくる驚きでは無い、全身に電気が走るような驚きがあるのだ。それはまさに規格外の味で、今まで食べてきたカレーは全てお子様カレーだったのでは無いかと思うほどだ。
三口食べると発汗作用で異常に汗を流し、五口食べる頃には逆に寒気を感じるくらいだ。もうあそこまでくると食べるのを止めた方がいいと思われるが、美味し過ぎてなかなか止められないのがこのカレーの凄さだ。
本当の凄さは翌日に現れる
もう、ここまで書くと本当に営業妨害になると思うが、あえて書かせて貰おう。
翌日以降大変な事になりました。ええ、ご想像にお任せしますが、カレー食ってる人には言ってはいけないワードの部分で、もうすんごいことになってます。半日くらい籠城するので、家族に迷惑かけまくってます。
因みに三回チャレンジして三回とも敗北を期してるので、私の胃腸では耐えられないカレーだったのでしょう・・・
というわけで、最後まで店名は伏せましたが、本格タイカレーを食べてみたい猛者の方は総武線沿線のタイカレー屋で探してみてください。
そして、勝負の行方をコッソリ教えて欲しいのね。たとえ負け戦でも、それすら本望なカレーだった事はおじさんが保証するのね。