教えて!ホルスタインおじさん!

教えて!ホルスタインおじさん!

あれ?ホルスタインおじさんがモゾモゾしているぞ?ちょっと様子を見に行ってみよう!

ひとり飲み歩きで交友関係を広げよう!

やあやあ、ホルスタインおじさんだよ。

 

独身の皆さん、最近出会いって有りますか?

職場と自宅の往復で出会う機会が無いとか思っていませんか?

今時はSNSで繋がってるよ!って人もいるかも知れないけど、その話はちょっと脇に置いといて、今回は最近読んだブログに触発されて、ちょっとおじさん流の交友関係拡大テクニックを紹介するのね。

【刺激を受けた記事】

www.weblogian.com

 いやーガンダムーンさんイケイケだったのね。

これ読んで昔はどんなだったかな~と、少し考えちゃったのよ。

おじさんのはナンパでは無くあくまで交友関係のお話ね。でも異性を求める人にも参考になるかもなので、読んでみてなのね。

 

 

何で1人飲みがいいのか?

まず、何で1人って思うよね。そこには明確な理由があるのよ。2人以上でお店に入ると大体2人だけの会話をして終わるのよね。そこにはなかなか他人の入る余地は少ない空間が生まれてしまう。稀に会話に加わろうとする強者も要るけど、まー大体遠慮するよね。つまりそこからは新たな交友関係はなかなか広がらない。

でも、これは男性の場合であって女性の場合は2人で入ってもチヤホヤする人がいるから絶対では無いけどね。

 

 どこで飲めばいいのか?

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カウンターだけの小さなお店に入った事ありますか?

大体席数10席以内かな~。マスターが1人で切り盛り出来るくらいの店なのね。

バーに入った事が無い人には結構敷居が高いのよ。でも、実はそういう店が一番他人との交流が生まれやすいのがおじさんは経験として認識してるのね。

何故かと言うと、お店のマスターがお店の常連さんとの橋渡しをしてくれる事もあったりする。マスターも客商売。新規の客はリピーターになって欲しいのよ。

たまに、気の利いた常連さんがいたりすると、マスターと一緒になって新規の客をお持て成しを始めるような店なら、かなりお薦めなのね!

逆に駄目なのは常連さんとしか話しをしないマスターの店。そんな店は一杯だけ飲んでソッコー帰るに限るね。

 

お店に入る時のポイント

とは言ってもバーなんて入った事が無い人にはどんな店に入ればいいか分からないかな。ビアバーでもワインバーでも、まー自分の好きなお酒で選ぶのが一番だけど、安く店も多いから探してみてね。

 

 【一連の流れ】

  • 軽く立ち食いそばか何かを腹に収めとく。バーは軽めの料理が多いからね。
  • 業種はバー形態がオススメ。マスターが料理で忙しい店はあまり会話にならないから避けるって意味ね。
  • 時間は早めの時間がいいかな。最初は客足も遅いから、マスターが相手してくれるよ。
  • 座る席の一番お薦めはもちろんマスターの近く。他の客がくるまで会話の繋ぎになってもらおうね。
  • 最初の注文は飲み物と早く出る料理一品のみ(食べなくても可)。気に入らなかったら理由をつけて帰るのね。

 

会話に困ったらどうするのか?

初めてのお店だから、お薦めの飲み物やら食べ物を聞くだけでも、会話の糸口になるのよ。

色々話こむと、自然と色んなお店の情報が手に入り、このまま一緒に次の店に行こうかという話にもなったりするので、飲み屋の情報交換は是非して欲しいところだ。

1人で飲み歩くのが好きな人は、お店に行けば誰かしら馴染みの仲間が居る事を知ってるから、気軽に1人で飲みに行ったりするものなのよね。

 

心の壁を破る

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さて次は実践かな?と思った人ちょっと待った。

いままで交友関係が広がらないのには、きっと理由があるのよね。それは、他人に対する壁。ATフィールドとか言ったら、『おっさん古いんだよ!』とか言われちゃうのかな?きっとそんな殻のようなものを皆身につけてるのよ。

何の心構えも無しでバーに突っ込むと十中八九失敗するのね。

だって、いきなり初対面と話して盛り上がれるのなら、今悩んでるはずが無いのよ。

何が問題か?それは皆警戒し過ぎる事なんだと思うな。

  • こんな事言ったら失礼かな?
  • この人何言ってるの?
  • 図々しいんじゃない?

とか、今までの価値観で接触しても、色々考えた挙げ句、初対面との会話に消極的になるのよね。

でも、それじゃ何も変われない。

まずはお試しにでもいいので初対面の人と話す時くらい、少し違う自分を演じてみませんか?

他人の言葉を何でも肯定的に受け止めてみたり。

突っ込みにはワザと乗ってみたりとか、兎に角言葉のキャッチボールをたのしむ事に集中するのね。

あくまでもキャッチボール。自分の持論ばかり話す人は疎まれるから気をつけてなのね。

 

バーでの会話実践編

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 じゃあ次はどんな感じなのか実践例を紹介するのね。因みに実在の店を想定して書いてるけど、登場人物は過去の経験に基づいた架空の人物です。なので、その店に行っても文中の人は居ませんからね。

 

 

「暑い、暑すぎる。友達との飲み会までまだ時間が1時間もあるな。」

中野駅北口に降り立った私は、汗なのか脂なのか最早判別不能なヌルリとした液体をハンカチで拭きながら改札を出た。

喫茶店で涼むか、それとも軽く飲むか。プラプラ歩きながらふと目に入ったのが雑居ビルの隙間にある小さな看板。

バーかな?時間も有るし軽く一杯飲んで涼むか。そう思いなが、薄暗い店内をガラス窓から覗きこむと、店は3畳分ほどの狭い店内。いわゆるスタンディングバーである。

 

店に入ると若いマスターが「いらっしゃ~い」とのんびりとした声をかけてくる。まだ店を開けたばかりなのか、マスターも軽くボンヤリした目をしてる。

ハイボールが280円と安いのでとりあえず頼んでみる。

「ハイボール280円って安いですね。」

「まーそのハイボールは色々手を加えて、何とか飲めるようにしたもの何ですけどね。ホントはこっちのオススメなウイスキーを飲んで欲しいんだけどな~。」

そー苦笑いしながらマスターは冷凍庫からキンキンに冷えたサントリー角を取り出し、湯飲みに、氷、角、炭酸水の順で手際よく注ぐ。この湯飲み、良く見ると春画が書かれてて面白い。全てを入れ終わると軽めに混ぜ、最後にレモンの皮の汁をさっと吹きつけるように振りかけ出来上がり。香り付けかな?

 

一口飲む。レモンの香りを楽しみながら良く冷えたハイボールを喉に通すと、暑い季節を吹き飛ばすような清涼感に包まれる。とても280円のハイボールとは思えない味だ。夏はビールもいいが、本当に暑い日はハイボールに限ると常々思う。作って貰ったばかりのハイボールを三口ほどで飲み干すと、再び同じのを注文する。安酒ばかり頼むのは申し訳ないと思うが、美味しいのだから仕方が無い。

 

その時バーの扉が開き浴衣姿の女性が現れる。その女性はお店の常連のようで、入ったその場でハイボールを注文した。

暑い夏に飲むハイボールは格別なのか、美味しそうにコクコク喉を鳴らしがらハイボールを飲む。女性から放たれる色気が狭い店内に充満するようだ。私は今手にした湯飲みを飲み干し、三杯目のハイボールを注文するのであった。

目があった時に「ここの店のハイボール美味しいですよね。」とな何気なく女性に話かけてみると、「○○ちゃん、このお兄さんに言ってよ、他にも美味しいウイスキーがあるってさ。」とマスターが横やりを入れる。

そんなやり取りも慣れっこなのか「ええ、私も安いやつばかり飲むからマスターに怒られちゃってますけどね。」そう、はにかみなが、彼女は再びグラスを口にした。

 

すんなり会話に混ざり込む事が出来た私が、友人との待ち合わせ時刻をオーバーしているのに気が付いたのは、飲み始めから2時間後の事である。

 

 

あれ?何の話だったかな?

 

参考としてバーでの会話を書こうと思ったが、結局ハイボールの美味しさを伝えるだけになってしまったなはご愛嬌である。

 

今は読者の興味を引くため女性を例にしたが、お店で何か話しかけやすそうな人がいたら、歳や性別関係無く話しかける事をオススメするよ。

 

 それでもは良い週末を!