教えて!ホルスタインおじさん!

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あれ?ホルスタインおじさんがモゾモゾしているぞ?ちょっと様子を見に行ってみよう!

ピアノの幼児教育を検討してる親に知って欲しい事

こんにちは、ホルスタインおじさんです。

実は、3歳になる息子の幼児教育として、頭が良くなるとの噂があるピアノを習わせようか悩んでいます。

今回はわりと真面目な話(のつもりだけど、脱線したらスミマセン)となりますが、興味のある方はお付き合いください。

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 幼児期にピアノを習うと頭の良い子に育つという説

子供に習い事を習わせようかと思い調べ始めた時、『幼児教育にはピアノが良い』というお話を耳にした事ありませんか?

テレビを見たり、ネットを検索するとそんな記事が溢れています。

そんなふんわりとした説を、信じてみようかな?と、考え方が変わるきっかけとなった記事をまず紹介します。

 

  • ピアノの習い事の効果がすごい!子供の脳の活性化にも繋がる理由とは?

ピアノを弾くのは、実は非常に難易度の高い行為です。読んだ楽譜を短時間記憶して指先で弾きつつ、その先の楽譜を先読みする……しかも右手と左手は異なる動きで、足ではペダルを踏む必要もあります。これによって、右脳と左脳の連携が強まったり記憶力がアップしたりと、勉強にも良い影響を与えると言われているのです。

引用元:ピアノの習い事の効果がスゴイ!子供の脳の活性化にも繋がる理由とは? | ならいごとキッズ マガジン

ピアノをすると脳の発達が良いというお話ですね。

 

 

また、一般的にはピアノなど楽器を習っている小学生の割合は約4人に1人に対して、東大生は約半数との結果を下記記事で書いておりました。

 こんな記事を色々見たら、ピアノを真っ先に習わせねばと思うじゃないですか。

 

 

これらを調べた後、頭の中では子供にはピアノを習わせるにはどうすれば良いかの?という思いが定着し、各種ピアノ教室の案内を検索しまくりました。

そして色んな情報を頭に入れるたび知識が増え、私は行動に移そうと思い立たちました。

 

私は付け焼き場の知識を引っさげ、妻に『幼少期にピアノを習うと頭が良くなる事』についてプレゼンを行う事としました。

 

妻の言葉と新たな疑問

私のざっくりとしたプレゼンに対し、妻はこう言いました。

 

『私も小さい頃ピアノを習ってたし、男の子がピアノを引くのはかっこいいと思うから習わせたい気持ちも分かる。』

 

うんうん、こりゃ楽勝に承認されるな。

 

『しかし甘いね、大事な点を見逃してます。』

 

なぬ?大事な点??

 

『まず私は幼少期からピアノを習ったが、東大に入れる程に頭が良くはなって無い。そして、同じくピアノを習った子を沢山知ってるが全員頭が良いわけではない!』

 

『つまり、高学歴の人には楽器を習ってた人が多いだけであって、楽器を習うと必ず高学歴になるという訳ではない!ばばーーん!』

 

なんて、どや顔で言うではないか。しかも自分で効果音付けちゃったよ。

 

しかし、妻の意見も一理あると思い、もう少し調べる事にしました。

 

反対意見の収集をしてみたものの・・・

ピアノ教育が良いという話は耳にしますが、やはり情報は中立の目線で見なければと思い立ち、今度は反対意見について調べ始めました。

 

調べてみると、沢山のマイナス情報が出てるわ出るわ。

それこそ「音符すら読めない。お金の無駄使い。子供がすぐ辞めたがる。結局ろくに引けなかった。」等々、調べるのが嫌になるくらい沢山情報は出てきます。

人は自分の欲しい情報しか見ようとしないもの。反対意見が多くても、うちの子ならと思い込むのが子煩悩な親の駄目な所です。

 

色々調べて行く内に、ピアノを習わせるのは素晴らしいが、辛辣な意見を沢山書き込んだものを見つけました。

コレを呼んだ時『胸にグサッと大穴を開いちゃうよ』と想像するくらいインパクトが強かったので紹介します。

 

 ピアノが弾けるようになるかならないかは100%親の意思で決まる。

これはとある空手家が『「稽古」ごとと言われる分野の教育の方法』について述べているものです。

ちなみに稽古ごとの題材は、空手家であるご自身が実際に幼少期に学んだピアノについてです。

 

読んでみたらかなり考えさせられるものでした・・・

 

私がこれから紹介する内容は原文を大分マイルドに書き直しましたが、それでも見る人によってはピアノ教育に対する考えが萎えてしまう可能性が高いものです。

 

なので、『ピアノで脳トレ』程度に考えてる方は、このあとの文章を読むのはあまりオススメできません。

 

子供のピアノ学習を本気で考えたい方は、責任はとれませんが読み続けてください。

 

 

 

 

 

 

 

本当に見るのですね。

 

 

 

後悔しませんね?

 

 

 

今ならおじさんのちょっとくだらない子育論のページに跳べますよ。

 

www.holstein-ojisan.com

 

本気のようですね。では、心して読んでみてください。

 

 

 

 『子供の教育』に書かれたピアノを習う事について、失礼を承知の上で、内容を大分変えました。

私の解釈も含め、箇条に書き直しましたので読んでみてください。

 

ピアノを習う事の良い点

  • 音楽の素晴らしさを子供に伝えたいなら、小さいときから習わせるべきです。
  • 子供が大人になった時点で100倍の感謝をされることを保証します。
  • あらゆる躾や学習は、子供が自分で力強く生き、実り多き人生を歩ませるためにあります。
  • おかげで私は現在も音楽を深く楽しむことができ、人生が何倍も実り豊かになっているという実感があります。
  • 色々ぶつかりましたが、母には100万倍の感謝をしても足りない。

 

ピアノを子供に習わせる苦悩

  • 多くの大人たちが『子供の自主性』に誤解している。子供の自主性に任せて成功するのは、天才と言われる一握りだけだ。
  • 特にピアノは大半の凡人は全て挫折すると断言したい。
  • 始めたら最低18才までは、強制的に続けさせなければならなければものにならない。
  • 子供は必ず嫌がり、親に信念がなければ必ず辞めてしまうでしょう。
  • ピアノの月謝が受験勉強の塾代に移行してしまい、受験前に止めてしまう事が殆どです。
  • 家族の情熱も低下します。幼稚園の頃はどんな楽器の騒音でも名曲に聞こえる心のゆとりがあるが、中学生になれば騒音は騒音として聞こえるでしょう。
  • 親はノイローゼに感じるほど同じ曲を毎回聴きつづけなければならないし、嫌がるピアノを無理してやらせて何になるのだろう。と、思ってしまうのです。
  • 子供は必ず嫌になる。
  • 大人も必ず嫌になる。
  • ある時期は子供に怨まれるかもしれない。親は子供に嫌われるものだ。

 

親に必要な決意

  • 現在ピアノが上手に弾ける人は、何らかの形で親の継続的愛情を受けた人達だ。
  • 続けるには子供にも納得させる必要があります。
  • 多弁では無くても愛情を込めていればいつか必ず通じます。
  • 子供がどんな理屈を付けても負けてはいけません。
  • 稽古ごとはどんな分野でも10年以上続けなければ本当には身に付かないからです。
  • ピアノが弾けるようになるかならないかは100%親の意思で決まるのです。

 

 どうでしょうか?

本当の原文は、もっと心に突き刺さる内容でした。

私の書いた生易しいものではまだまだ響かないという方は、原文を読んでみてください。きっと私の優しさを感じる事でしょう。

 

参照元:子供の教育

 

幼児期の教育とは何たるかに悩む

先ほどの『子供の教育』を読んで、色々考えさせられました。

ピアノを子供の習い事にするのは私には正直無理だなと思いました。

そして、それ以外の習い事も、結局野ところ根は一緒なのかとも思います。

子供に何をさせたいか?自分には何が出来るのか?最後まで付き合って行けるのか?色々な思いが頭の中をめぐります。

 

そんな悩みを癒やしてくれた本に出会ったのでここで紹介します。

小学校前の3年間にできること、してあげたいこと

『小学校前の3年間にできること、してあげたいこと』です。

 

ネットで色々検索すると、幼児期は土台を作る大切な時期、脳と体が飛躍的に伸びるチャンスだそうです。

また、その時得た習慣や成功体験が、今後の子供の考え方や、やる気にまで繋がります。

 

子どもが4~5歳になってくると、「そろそろ習い事などさせた方がいい?」「小学校前に何を身につけておくべき?」と悩む親御さんも多いもの。実際に、この年代は土台をつくる大切な時期。脳と身体が飛躍的に伸びる大チャンスでもある。とはいえ、「小学校の先取り」をする必要はなし。日々の生活、遊び、親との関わりの中で十分な経験を積んだ子が、いざ学校が始まったらグングン伸びていきます。

 参照元:amazon

 

 一見ピアノの幼児教室の話と一緒な内容に見えますが、この本の中では子供に特別な習い事を強要しなくても、日々の生活の中で幼児ときちと向き合い、成長を促す事の大切さが書かれている事です。

 

今一度冷静に考え直そう

習い事はお金があるならやらせるに越したことはありませんが、習い事をやらせる事を目的にしては大事な事を見落とすでしょう。

 

あなたの幼児教育の目的はなんでしょうか?

 

【1】子供の触れ合いが一番大事ですか?

でしたら日常生活の中でも、大人の適切なアドバイスや一緒に考えるだけでも、子供はグングン成長するでしょう。

大事なのは一緒に楽しむ事です。

 

【2】子供の能力アップが目的ですか?

でしたら子供に見合った内容の習い事をさせましょう。本人のやる気が基礎能力の底上げをしてくれるでしょうし、成功体験が得られる事でしょう。

大事なのは子供の好奇心を持続させる事です。

 

【3】習い事を通じて一生の宝を得る

これは 先に紹介した『子供の教育』を良く読んで、覚悟を決めてあたりましょう。

特に習得に長い年月が必要なものほど根気と熱意が必要です。

子供に天性の才能があった場合は、もう少し楽にすすむかもしれませんが、どちらにせよ一生の宝を得るには100%親の意思で決まるのです

 

 

以上、色々えらそうな事を書きましたが、私は今のところ【1】を実践するので精一杯です。でも、子供の様子を見ながら、【2】あわよくば【3】と目指す気持ちはまだありますよ。

最後まで、目を通していただいた方、こんな長文に付き合っていただきありがとうございまいした。

ブログを通じて、実践状況を発信して行きますので、共に子育てに向き合っていきましょう。

 

☆☆☆ホルスタインおじさん劇場☆☆☆

 

 

パパ! ボクピアノならいた~い!

 

 

そうか。任せなさいパパが今度ピアノ票室につれてってあげるから(あーうちの子天才になっちゃうんじゃないw)

 

 

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パパの精神構造がそろそろ限界なので、コレでおしまい。さよならばいばーーい!

 

 

 

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