ども、ホルスタインおじさんです。
先日よなよなエールの素晴らしさを語る記事を書かせていただきました。
これで少しでも美味しいペールエールが普及すればと思っていたのですが、意外と知られて無いのが、ペールエールの美味しさは【温度】と【グラス】に左右される事です。
今回は、その二点について深掘りしてみたいので美味しいビールに興味がある方はどうぞ。
一番美味しい温度を探る
よなよなエール(ヤッホーブルーイング)のHPでも書かれてるのですが、【ペールエールの最適は温度は13℃】とあります。
しかし本当に美味しいのか疑問に思ったのね。
ええ、だってビールはやっぱりカチンコチンコに冷えた方が美味しくないですか?
(今チ○コが二回見えた方、アナタの目は正常です)
試しにビールを少しぬるくして飲んでみたけど、何か微妙に感じたのよね。
『もう少し冷たい方が美味しく感じないかな?』ってね。
というわけで【ペールエールを13℃で飲む】のが本当に一番美味しいのか調べてみました。
温度を測定しながら飲んでみた
方法として思ったのが、冷蔵庫から出したビールを温めながら飲むを繰り返す事。
大事なのが、ビールの温度を正確に計る事なのね。
と言うわけで、料理用の温度計を買いました。
【手順】
- 冷蔵庫からビール出す
- グラスに注ぐ
- 手で温めながら飲む
- 2度おきに味と香りを評価する
といった感じで、とりあえず5℃~13℃までやりました。
実飲!
とりあえず冷蔵庫から出した状態で5℃から2℃間隔で試飲してみます。
【5℃】
喉ごしさわやかで抜群に美味しいです。
IPA独特のパンチの効いたホップの味が楽しめます。
【7℃】
うんうん、美味しい!
【9℃】
ふへぇ、美味しいよー!!
【11℃】
ハァハァハァ
【13℃】
ヌルい、ちょいとヌルいのね。
【私の結論】
ホップの香りを楽しむのには、13℃が最適かも知れないが、飲み始めはビールのヒンヤリとした喉ごしも楽しみたいから、7~9℃あたりから飲み始めた方が美味しい!
※正直温度変化からは微妙な違いを判別出来ませんでした・・・
ただ、おじさんの主観100%です。ですが、ペールエールはゆっくり飲み、温度の変化で味わいが変わるのを楽しむ事をお勧めします。
美味しいと感じる温度を作り上げるには
ビールを13℃にする方法は下記楽天のページに書いてます。
【楽天市場】お楽しみページ > ビールの豆知識 > 「よなよなエール」を13℃にする方法:よなよなの里 エールビール醸造所
- 常温のビールを冷蔵庫で13℃
- 冷蔵庫のビールを水道水で10分で13℃
- 冷蔵庫のビールにお湯をかけて3分で13℃
しかし、この方法は正直めんどくさいのね。
そして個人的には7~9℃くらいが美味しいと思ったので、冷蔵庫の野菜室や、冷蔵庫の中心から離れた位置に置いたビールは7℃くらいでしたので、好みで冷蔵庫での保存位置を替えて飲んでみては如何でしょうか?
グラスを【シュピゲラウ】に変えるとホップの香りと味に変化が出る
味にこだわってみようと、IPA専用グラスを買ってみました。
買ったのはドイツの名門グラスブランド【シュピゲラウ】。何か舌を噛みそうなネームですね。
このグラスと普段ビール飲みに使ってたグラスで飲み比べしてみますと、確かに違いが有ります。
グラスに注いだ時の温度の変化が違う
まず、最初に気がついたのが普段飲んでるグラスより、IPA専用グラスにビールを注いだ時の方が温度変化が2℃ほど異なる事です。
それは、専用グラスの方がグラス自身の厚みが薄いため、常温で置いたグラスに冷気を奪われるのが少ないためですね。
香りが異なる
見た目でも分かりますが、グラスの真ん中が膨らみ、飲み口が少し狭まってます。これで、ホップのアロマを楽しみやすくなってますね。
普通のビールグラスだと注いだ瞬間は香りますが発散してしまいます。
この形状だと飲んだ時に鼻もグラスの口に入るため、飲むたびにアロマを楽しめます。
ワイングラスと同じ理論ですね。
傾けるたびにアロマが復活
グラスの下部が凸凹になってますね。
グラスを傾けた時にグラス内でビールが凸凹で泡立てられ、常に新しいアロマを楽しめます。
気分が違う
この効果が実際のところ一番大きいかもしれません。
やはり、BARとかで使用されてるグラスは趣が違いますよね。
美味しいビールは、グラスからこだわるのが大人のプチ贅沢と言うものです。
まとめ
今回はビールの温度とグラスの形状の違いから、ビールの楽しみ方を再発見できました。
まー、正直缶から飲んでも美味しいのですが、好きなビールの100%のポテンシャルを引き出す事で、家に居ながらBARで飲むような味わいが楽しめます。
という訳でビール好きな人にグラスをプレゼントしますと喜ばれますよ。
牛のおじさんは、自分で自分へのご褒美に買いましたが大満足です!!!