ども、ホルスタインおじさんです。
皆さん、資産運用ってどうやってますか?
銀行預金、株式投資、仮想通貨、不動産取引・・・色々ありますが、私も投資先をとっかえひっかえ模索して運用しております。
私の最近の資産運用のポリシーは「銀行以上でギャンブルにならない程度の資産運用」です。
この「攻めすぎず守り過ぎない」ってのが以外と難しい。やっぱり欲を見るとキリがないんですよね。
銀行預金なんてお金を死蔵してるに等しいし、仮想通貨と不動産取引は100%ギャンブルのため論外ですが、間を取って株式投資も最近の世界情勢から考えると不安要素が大きいのですよね。
過去記事ですが、2017年の仮想通貨全盛期に手を出さないでほんと良かったです。
そこで、ちょっと本を読んで今の資産運用で問題が無いか検証してみました。
まー結論から先に言うとロボアドバイザーとソーシャルレンディングへ運用先を組み替えたんですけどね。
ここ2年間の投資状況とポリシーの再確認を紹介します。
投資ポリシー「攻めすぎず守り過ぎない資産運用の模索」
Amazonプライム会員なので、無料で読める資産運用のベストセラーを無料で読みました。
これは、経済評論家 山崎元さんが書いた、凄くシンプルかつお金にたいする意識付けとして、押さえておきたたい本[難しい事はわかりませんが、お金の増やし方教えて下さい!]です。
お金の運用について「ポイントだけ押さえてほぼベストといえる方法を取ればいい」というスタンスで書かれているので、この通りに運用すれば迷いません。
ローリスクを望んで銀行よりましな金利を望む人、不動産投資などリスクしかない資産運用に騙されないよう初心に立ち返り読んで欲しい内容です。
私の気に入ったところは、保険屋も銀行屋も不動産屋も(本には書いてませんが仮想通貨ブロガーも)一番勧める金融商品は、アナタの為ではなく自分達(保険屋達)の為の紹介している事を認識する事ですかね。
私も資産運用をしてて、自分の資産運用のスタンスに割と近くて安心しました。ただ、本書の欠点は勧めてた資産運用が手数料の安いインデックスファンドしか無い事かなと思います。
本書が発売された2017年なら最高の方法ではありましたが、ここ数年の日経平均株価(2019年5月29日時点)を見てみますと、たしかに右肩上がりなんですが、 米国貿易摩擦で揺れる今の世界情勢ではちょっと危険な香りがしますね。
そろそろ米中防衛摩擦ショックがくるんじゃ無いかと毎回思ってしまいます。
※余談ですが私は日経平均8000円台に少額ですがインデックスファンドを買って、16000円台で売り払ってしまいました。くそう、そのままホールドにしてれば・・・
株式投資に不安を覚えたので目をつけたのが、ソーシャルレンディングとロボアイドバイザーです。
次は実際の資産運用状況を説明します。
ロボアイドバイザーはどこがいい?
ロボアドバイザーって便利ですよね。株式投資みたいに運用状況によって色々振り替えたりしなくて良いですからね。日経平均連動インディックスファンドで運用してた時感じたのは、私がこまめに運用先をスイッチするなど色々手を加えない方が資産運用が上手く行ってたましたね。
そんな経験から、もうロボに資産運用を任せっきりが一番かと思い、ロボアドバイザーを始めてみました。
数社サービス提供してますが、知名度の高いWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO[テオ] に50万円と毎月2万づつ同時に投資した結果をご紹介します。
THEO[テオ]の運用状況
まずはテオです。
これは、真ん中が投資額0%に対して資産価値が増減しているのがわかるグラフです。
1年ちょっと運用したのですがしょっちうマイナスに陥る上、ウェルスナビより毎回運用結果が悪かったのでプラスに転じた時点で解約しました。
WealthNavi(ウェルスナビ)の運用状況
では同時期に始めたウェルスナビですが、テオより運用成績が少しよかったので(増資時は+2%くらい)テオの解約分を増資しました。
しかしながら、最近は日本円で+0.64%とイマイチな運用状況ですね。
浮き沈みが激しいのでもう一年くらい様子見したいと思います。
クラウドバンク(Crowd Bank)の運用状況
ソーシャルレンディングの大手であるクラウドバンク。実はここはロボアドバイザーより先に運用しててもう2年ほどになります。
グラフは運用後に得た分配金の額で、20万円を2年間運用して配当が25089円(+12%)と絶好調です。
ロボアドバイザーなんかにうつつを抜かさないで、こっち一本にしとけば良かったと正直後悔してますね。
クラウドバンクの不安要素
なぜ、クラウドバンク一本で投資をしなかったというと、投資先が不動産系と新エネルギー系がほとんどで、さらに投資先の会社が分からない仕組みだからです。
不動産系は正直怖い
近年の不祥事案件を見ますとスルガ銀行とかぼちゃの馬車が有名ですが、これはもしかしたら氷山の一角かもしれませんね。
足立区に「かぼちゃの馬車」120棟集中の驚愕 | 不動産 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
不動産への投資は運用先の透明性を求めるので、丸投げは怖いです。
新エネルギーへの投資も今年が最後かもしれない
新エネルギーは太陽光発電ファンドがほとんどです。
目標利回り6.8%に驚愕ですが、今のところクラウドバンクでは貸し倒れ実績も無く利益は上々です。
なぜ、こんなに利回りがいいのか?それは太陽光発電の固定買取制度FITの改定が原因ですかね。
制度の切り替えに伴って、平成29年3月31日までに、(1)運転開始している、又は(2)電力会社から系統に接続することについて同意を得ている(接続契約を締結している)ことが必要です。この条件を満たさない場合、原則として認定が失効します。
つまりどういった事かというと、
太陽光発電の固定買取制度FITの開始直後に申し込んだ事業者は、高単価な固定買取権利だけ取得し建設をせずいままで寝かしてました。
理由は太陽光発電に必要なソーラーパネルの価格低下を待ってから建設した方が利益が高いからです。
本来年々安くなる固定買取制度ですが、申し込み年度の高単価な買取価格で電気の買取が可能だから権利失効間際の今が最後の儲け時なのです。
しかし、土地の価格が安く日照時間の多い九州は太陽光発電が盛んで、九州電力は再エネルギーの出力抑制をしているほどですので不安要素は残ります。
100%安心ではありませんが、太陽光発電への投資は今年最後かもしれません。
現時点での[攻めすぎず守り過ぎない資産運用]を目指すため、私は今年はクラウドバンクへつぎ込む予定で、80万円ほど追加投資しましたよ。
不安要素からするとちょっと攻めすぎかもしれませんが、米中貿易戦争の不安よりはマシかなと思うので皆さんも資産運用の再検討をしてはどうでしょうか?
ちょっと趣旨とは異なったかな?まー金の話って事でお題に投稿しました。