貰ったミックスナッツに入ってた干しぶどうを食べたら『油粘土』の匂いがしました。
匂いは味に直結するのでハッキリ言って不味く、そっとゴミ箱に棄てたのは言うまでもないですね。
匂いの原因を色々調べてみると、干しぶどうには植物油脂でコーティングしてあり、干しぶどう同士がくっつかないようにしているらしいです。そのコーティングされた油が酸化し、何とも言えぬ油粘土のような匂いを放ってるようでした。
油は酸化すると過酸化脂肪酸となり、動脈硬化やガンのリスクが伴うので、油粘土の匂いがした食べ物は危険と覚えておけば良いですね。
このように何かを食べた時に、匂いから食べ物以外を連想する食べ物はかなり厄介です。もう、味がどうのこうのより、イメージが先行してしまい結果美味しく感じなくなるからですね。
せっかくなので、匂いから食べ物以外を連想する個人的なワースト3をここに書いてみました。
ワースト3 ミント
違うのを連想する代表的な食べ物は『ミント』は定番かもしれません。
ミントは歯磨き粉を連想してしまい私は正直食べる度にブクブクしたくなります。夏になると妻がチョコミントを好んで食べるため、脳内では『歯磨き粉食べとる〜ぶくぶく〜』と呟いてしまします。これ以上書くとミント好きな人々に怒られそうなので、ここら辺で止めときますね。
ワースト2 ラベンダー
これは、もう私の中ではトイレの芳香剤だ。ラベンダー味の食べ物は少ないが、たまにラベンダー味の食べ物(ソフトクリームとか)を食べたり何かすると一口食べる事に脳内に蘇るトイレの風景。トイレは有る意味癒やしの空間なのでラベンダー味の食べ物は癒やし効果も期待出来るが、それ以上に実家の汲み取りトイレのイメージで上書きされる私の脳内が本当に憎たらしい。トイレの芳香剤は食べ物に使われないのを選択する事をお勧めします。
ワースト1 トニックウォーター
カクテルとかで使われるトニックウォーター。これから連想するのは父親の頭の匂いだ。高齢者しかもう使われて無いのかも知れないが、もう80歳近くになる父親は若い頃トニックウォーターの匂いのする整髪料を愛用していた。なので、ジントニックとか飲んじゃったりすると、飲む度に脳内でオヤジの頭髪を連想しながら飲んでしまう。あの何かテラテラした光沢のある頭をだ。ゴクン(テラテラ)ゴクン(テラテラ)うん、もう味わえるどころでは無いのね。
番外編 デパ地下の臭いチーズ
今までは匂いで台無し路線だったが、これからのは人によっては相乗効果が得られる代物だ。ただ、きっと大半の人には台無しになるので、チーズ好きの人はきっと読むのを止めといた方が賢明だ。
さて覚悟はいいかな?デパ地下のチーズの中で臭いけど、癖になるチーズが売ってたりするよね。この臭いチーズを食べると、私の脳内では昔の楽しい日々が蘇るのだ。そう、この臭いチーズは人体のある部分を連想するからである。
具体的に書くとBANされそうなので濁して書くが、この臭いチーズを嗅ぐ度に当時付き合ってた人のあの部分の匂い映像と共に蘇るからたまらない。私が執拗に匂いを嗅ぎたがってると嫌がる相手。私はあの手この手を使い、いかに匂いを嗅ぐかを楽しんでいた。時には電気を消し、時には布団に潜り込み隙をみて嗅ぐのだ。
チーズの匂いを嗅ぐだけで蘇る青春の甘い日々。皆さんもそんな匂いに紐付いた幸せの記憶ってあったりしませんか?
是非デパ地下とかで世界のチーズ売り場とかを見かけた時に探してみてください。
アナタの青春の日々を連想する匂いにきっと出会えます。
チーズ臭から連想する、
よみがえる好きだった人の
足の爪の垢の思い出を堪能しましょう。